独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、情報とビルの観点からスマートビルの価値向上と普及を目的にガイドラインを公表しましたが、内容が難しすぎます…
そこで、まずは以下に絞って注目するとイメージが湧きやすいと思います。
2.4 スマートビルの活用シーン
スマートビルの活用シーンでは、以下の3つの主要な連携領域が検討されています:
- 人のデータとの連携
- モビリティ・設備・AIとの連携
- スマートビル同士の協調連携
これにより、スマートビルは単なる物理空間ではなく、データと技術を活用して持続的に価値を高めるシステムとして機能します。
2.4.1 人のデータとの連携
コンセプト:
ビル外部のデータやアセット(利用者の情報やデバイスなど)を、スマートビル内の機能・設備と組み合わせることで、利用者に合わせたパーソナライズドなサービスを提供します。これにより、新たなサービス創出や多様性の相乗効果が期待されます。
代表的なシーン:
- 個別化サービス:
利用者の嗜好や興味に基づき、ビル内のイベントやセール情報を提供。 - 炭素排出量管理:
ビル内での炭素排出量をリアルタイムで可視化し、省エネ意識の高い利用者に選ばれるビルを目指す。 - 感情に基づく演出:
利用者の感情データを元に、リラックス効果を高める映像や空間演出を提供。 - 健康増進のサポート:
ヘルスデータを収集・分析し、利用者に健康的な行動を促すサービスを提供。
2.4.2 モビリティ・設備・AIとの連携
コンセプト:
ビル内外のモビリティ(ロボット、車両など)、設備、AIが連携することで、サービス向上や効率化を実現。また、新規の設備やサービスが追加された際にも柔軟に対応し、ビルの価値を竣工後も継続的に向上させます。
代表的なシーン:
- プラグアンドプレイ機能:
標準仕様のロボットや設備が容易にビルシステムと接続され、迅速な導入が可能。 - 活動支援ロボット:
買い物時の荷物運搬や移動支援を行うロボットの導入。 - ビル間連携:
ロボットの労働力を複数ビル間で融通し、効率的な利用を実現。 - 業務効率化:
AIと連携した設備管理や省エネ制御で、ビル運営コストを削減。
これらの内容により、スマートビルはデータ駆動型で利用者体験を中心に設計され、地域全体や社会課題解決に貢献する役割を担うとされています。
