近年は全国各地で猛暑日が最多となるなど、危険すら感じるほどの暑さが続いています。
外気温が高いと冷房を付けても部屋が涼しくならないなどお悩みの方も多いのではないでしょうか。
その解決策の一つとして遮熱用アルミ顔料をご紹介いたします。
塗料って、顔料ってなに?
塗料とは対象物の保護や美装などを目的にその表面に塗布する材料を指します。顔料、樹脂、添加剤、溶媒の4つの成分で構成されており、当社はその中の「顔料」を製造しています。色が付いた顔料を使用することで意匠性を持たせたり、今回のように遮熱効果のあるアルミ顔料を使用することで塗料に機能性を持たせたりすることができます。
遮熱効果を持たせた塗料は太陽光や熱を反射し、建物や筐体などの温度上昇を抑えることで省エネや環境配慮に寄与します。
▼塗料の構成成分図解

アルミの遮熱効果
アルミ顔料が遮熱効果を発揮する理由は主に3つあります。
- 高い光反射率
光や熱エネルギーの大部分を跳ね返すことができます。
どれだけ可視光を反射できるかはアルミの明度、つまりアルミの色調にも由来しています。
当社はアルミ顔料をきれいな鱗片状に加工する技術によって、反射時の光の散乱を少なくし、高い明度を実現するアルミ顔料を製造しております。

(アルミ顔料Aはきれいな鱗片状で明度が高いが、アルミ顔料B及Cはフレークの形が整っておらず、散乱光が増えて明度が低い)
2. 低い熱吸収率
熱を効率的に放散する能力が高く、表面に熱がこもることを防ぎます。
3. 高い隠ぺい力
アルミは不透明材料であり、他の材料と比較すると高い隠ぺい力を持っており、高隠ぺいほど赤外線反射率が高くなります。

アルミのほか金属は全般に近赤外線の反射率が高く、遮熱効果を発揮しますが、金・銀・銅などの貴金属は大変高価で顔料として扱うことは現実的ではありません。一方アルミは安価で手に入れやすく遮熱用顔料の材料として最適なのです。
今までの遮熱顔料との違い
従来遮熱顔料は白色の酸化チタンが主流ですが、アルミ顔料は隠ぺい力が高いため、酸化チタンの半量で同等の効果を出せる点に当社のアルミ顔料の特徴があります。
▼同一膜厚条件での近赤外線反射率の違い

まとめ
快適な住環境ととも自然環境にも優しい暮らしの実現の一つの手段として、遮熱効果の高い建材をご検討いただければ幸いです。
※弊社顔料は塗料メーカー様向けに販売しており、一般のお客様へのご提供はいたしておりません。ご了承のほどお願いいたします。
本件お問い合わせ先:東洋アルミニウム株式会社
コーポレート部門総務ユニット法務・広報チーム
TEL 06-6271-3186
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